アップル（米国） 新機能「Tap to Pay on iPhone」を発表
iPhoneでお馴染みのApple社が新機能「Tap to Pay on iPhone」を発表しました。
本記事では、その新機能の概要や今後の展望について記載しています。
機能概要
- iPhoneがあれば特別な機器は不要となり、非接触型クレジットカードやデビットカード、その他のデジタルウォレットでの支払いに対応
- 顧客と企業のiPhone端末同士をタッチさせるだけで、アップルペイやiPhone端末に登録してあるクレジットカードやデビットカードでの決済が可能となる
- Apple Watchでの決済も可能
いつから使えるの？
2022年後半、米国のApple Storeで利用できるようになるそうです。
日本での利用は、現時点のプレスリリース（2022年2月9日：日本時間）では触れられていません。
個人情報の保護について
決済情報などの個人情報については、アップルペイと同じ技術を用いて保護されるとのことです。
今後の展望
現在使われている非接触型決済端末は、ブロック（旧スクエア）などが提供をしており、利用すると１％程度の手数料が発生しています。
しかし、「Tap to Pay on iPhone」を利用することで、いままでの非接触型決済端末を利用する際に発生していた手数料を支払う必要がなくなるため、収益性の観点からも利用を検討する企業や店舗は数多く存在すると思います。
数多くの企業や店舗でiPhone端末の導入が進み、Apple社の売上にも良い影響が出ることが予想されることから、今後の株価上昇に対するひとつの要因にもなりますね。
なにより、iPhone端末同士を近づけるだけで、いろいろな決済が完了できるという、とても便利な新機能です。
初めは一部でしか利用できないと思いますが、新機能の信頼性が一定程度得られれば、全世界に爆発的に普及しているサービスだと思います。